検討プロジェクトを動かす営業支援サービス


なぜ、導入事例を提示しても検討が進まないのか?

[1] 経営視点が欠けている

グラフを見て焦るスーツ姿の人物。『経営視点が欠けている』という課題を表現

多くの導入事例は、現場レベルの改善に終始 し、経営計画との接続が不明確です。

その結果「なぜ今これを進めるべきか」が共有されず、反対意見によって検討が中断されるケースも生じます。

[2] 他人事に見えてしまう

導入事例を読んでもピンとこない人物。『他人事に見えてしまう』という課題を示す

導入事例では、企業の個別事情が強調されがちで、読み手の関心が共通点よりも差異に向かいやすくなります。

その結果、「自社とは事情が異なる」と受け取られ、内容を自分ごととして認識しにくくなります。

[3] 今すぐの課題に見えない

「今すぐの課題に見えない」状態を示すイラスト。積み上がった資料と対応が進まない様子を表現。

自社の課題であることは認識されても、直近の重要施策との接点が明確でないため、優先度が上がりません。

その結果、「今やる理由」が見出せず、次年度以降の再検討に回されるケースが生じます。


検討プロジェクトを動かすには、導入事例でカバーしきれない部分を補う必要があります。

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CaseBridge™ で検討プロジェクトが動き出す


CaseBridge™のサービス紹介イメージ。スーツ姿のビジネスマン2人が笑顔で商談をしている様子。

「業界共通の経営課題」で検討プロジェクトが動く

CaseBridgeは、導入事例を再構成する「CaseReframe」と、仮想提案を行う「CaseScenario」の2つのモジュールで構成されています。視点の再構築と未来のシナリオ提示を通じて、検討プロジェクトの立ち上げを支援します。

  CaseBridge™とは?

CaseBridge™ は、検討プロジェクトの立ち上げ段階で活用できる、ホワイトペーパー型の営業資料を構築するサービスです。

本サービスは、既存事例を再編集する「CaseReframe」と、事例が存在しない分野に向けて構成する「CaseScenario」の2モジュールで構成されています。

いずれも、業界共通の経営課題をベースに設計 されており、提案先企業が自社の課題として、自然に受け止めやすい構成になっています。

従来の事例資料では動かなかった商談も、CaseBridge™を活用することで、検討の優先順位を高め、合意形成を円滑に進める ことができます。

CaseReframeは、既存の導入事例を業界共通の経営課題に沿って再構成するモジュールです。構造的に再編集することで、初期提案に活用できるホワイトペーパーを作成します。

  CaseReframe|経営課題&既存事例

CaseReframeは、既存の導入事例を、業界共通の経営課題に基づいて再構成 し、検討プロジェクト立ち上げの段階で活用できるホワイトペーパー型営業資料を構築するサービスです。

インタビュー形式など、断片的な情報で構成された事例も、一貫した構造で整理 し、理解しやすい資料として再構築します。

共通課題を明確化 することで、読者が自社課題として捉えやすくなり、自分ごと化を促します。

その結果、担当者の説明負担を軽減し、既存の事例資産を無駄なく活用 できます。

CaseScenarioは、導入事例が存在しない領域に対して、業界の経営課題に基づいた仮想シナリオを提示するモジュールです。検討のきっかけや優先順位づけを支援する資料を構築します。

  CaseScenario|経営課題&想定シナリオ

CaseScenarioは、導入事例が存在しない分野 でも、経営課題と仮想シナリオ をもとに提案可能なホワイトペーパー型営業資料を構築するサービスです。

これにより、顧客の検討プロジェクトの立ち上げを円滑にし、商談の初動を加速させます。

業界共通の経営課題に基づいて構成 されているため、実例がなくても、読者が自社の状況と重ね合わせやすくなっています。

これにより、導入事例がない新製品や新サービスでも検討を後押し し、具体的なイメージと納得感を提供できます。

業界共通|経営課題 構造化データ

20業界共通の経営課題に対応

CaseBridge™では、製造から金融まで、各業界に共通する経営課題を独自に構造化しています。

中期経営計画や四半期決算書などのIR情報をもとに、営業提案で活用しやすい形に整理しています。

「共通」の課題だからこそ、読み手は「これは自社にも当てはまる」と自然に置き換えられ、再現性の高い提案ストーリーが構築できます。

対象業界一覧

[ 製造業 ]

家電、自動車、重機、産業機器、精密機器・電子機器、半導体・電子部品、鉄鋼・素材、化学、医薬

[ 社会インフラ ]

プラント・建設、電力・エネルギー、物流・倉庫

[ 情報通信 ]

情報通信

[ 消費財 ]

飲料、食品、小売

[ 金融 ]

メガバンク・信託、地方銀行、保険、証券


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導入効果


明るいビジネス空間を背景に、スーツ姿のビジネスパーソン3名が前向きな表情で力強く歩いているシーン。未来志向と成長への期待を表現。

BEFORE|既存の導入事例では「次の一手」につながらない

[1] 検討が動き出さない

スタート地点で立ち止まるビジネスパーソンのイラスト。「検討が動き出さない」という課題を示す。

導入事例の内容が現場レベルの改善にとどまる場合、社内における優先順位が上がりません

製品への理解は得られても、検討フェーズに進まず、プロジェクトとして具体化されないリスクがあります。

[2] 導入効果が伝わらない

プレゼン中に困惑する営業担当と、反応の薄い聞き手のイラスト。「導入効果が伝わらない」という課題を表現。

現場の感想 や 限定的な成功談にとどまり、成果が再現可能な形で示されていません。

個別の事情が詳しく語られ過ぎると、自社に置き換えることが難しく なり、導入効果が伝わらなくなります。

[3] 新製品で判断材料がない

資料の山と困った表情のビジネスパーソンのイラスト。「新製品で判断材料がない」状態を表す。

実績のない新サービスでは、提示可能な導入事例が存在せず、顧客が判断に迷う要因となります。

導入後の展開や価値が具体的に想像できないため、提案が後回しにされるケースも生じます。


AFTER|CaseBridgeなら「業界共通の経営課題」で検討が動き出す

[1] 共通の課題で自分ごと化

業界共通の経営課題を説明する営業担当と、それに耳を傾ける複数の参加者のイラスト。「共通課題で自分ごと化できる」提案場面。

業界共通の経営課題を基軸としたストーリー構成により、読み手の課題認識と直結します。

自社にも当てはまる課題」として捉えられやすく、検討プロジェクトの立ち上げを促進します。

[2] 経営視点で予算を引き出す

スーツ姿の経営層3人のイラスト。「経営視点で予算を引き出す」意思決定の場面を表現。

経営計画や中期目標との接点を明示することで、関係者からの異論が出にくくなり、社内調整が容易になります。

優先度の高い施策として認識され、既存予算の再配分 や 新規予算の確保 にもつながります。

[3] 想定シナリオで即時提案

提案資料を指し示すビジネスパーソンのイラスト。「想定シナリオで即時提案」が可能な状況を示す。

導入事例が存在しない製品でも、共通課題と製品特性を組み合わせた「想定シナリオ」で補完 が可能です。

PoCや初期提案の段階から説得力のある資料を提示でき、商談の停滞を防止できます。


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CaseBridge™ のサンプル


Alpha Branding Corp.のRPAソリューション導入事例資料の表紙。買い物かごを持つ女性の写真と青黒の幾何学模様がデザインされている。『サンプル』の文字が重なっている。

7章構成でストーリー化

CaseBridge™の構成を7つのステップで示した図。概要説明から企業プロファイル、課題整理、導入後の成果までの流れを一覧化。

  CaseBridge™の構成

掲載しているサンプルは、すべてこの共通フォーマットに沿って構成されています。

この7つの章立ては、米国ビジネススクールのケーススタディ構造を応用し、人間の思考プロセスに自然に沿う形で設計されています。

導入背景から課題の具体化、解決策、導入後の効果、将来の展望までを一貫したストーリーで示すことで、情報を的確に整理し、提案の納得感を高めます。

サンプル|CaseScenario(経営課題&想定シナリオ)

CaseBridge™では、20業界ごとに定義した共通の経営課題を起点に、提案シナリオを構成しています。

「CaseScenario」のサンプルとして、PoCを必要としない短期導入型(チャットボット)と、PoCを伴う高投資型(物流DX)の双方に対応した、代表的な3業種(金融・小売・物流)を掲載しています。

なお、「CaseReframe」も同様の構成・フォーマットで構成されます。

AIチャットボット

 クレジットカードのクローズアップと、「AIチャットボット」「金融業」のバナー。
買い物用カートとパソコンを背景に、「AIチャットボット」「小売」のバナー。

DX物流ソリューション

注射器と医薬品バイアルを背景に、「物流DXソリューション」「医薬物流業」のバナー。
倉庫とトラックを背景に、「物流DXソリューション」「物流倉庫」のバナー。

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制作プロセス


木製のテーブルの上に、複数の資料や印刷物が広げられており、その上にカラフルな付箋が貼られています。中央には、グレーのセーターを着た人物が身を乗り出し、黄色のペンを使ってメモを取っている様子が写っています。右側には別の人物の手が見え、鉛筆で書き込みをしているようです。全体として、ブレインストーミングやアイデア整理のシーンを示しています。

制作に必要な情報

CaseReframe|導入事例の再構成

[1] 既存の導入事例資料

ホワイトペーパー化したい事例の原稿、インタビュー記事、パンフレットなど、現在お使いの導入事例資料一式をご提供ください。

[2] 関連資料

対象製品のカタログ、仕様説明、機能概要、提案書など、追加情報があれば併せてお送りください。

CaseScenario|想定シナリオで補完

[1] 製品資料

カタログ、仕様説明、既存の提案書など、製品の特性を把握できる資料をご提供ください。

[2] ターゲット業界情報

事例が不足している分野や、これから提案を強化したい業界をお知らせください。

対応業界:家電、自動車、重機、産業機器、精密機器・電子機器、半導体・電子部品、鉄鋼・素材、化学、医薬、プラント・建設、電力・エネルギー、物流・倉庫、情報通信、飲料、食品、小売、メガバンク・信託、地方銀行、保険、証券


制作プロセス

[1] 事前ミーティング

製品資料をご共有いただき、オンラインで内容を確認します。CaseScenarioの場合は「ターゲット業界」と「訴求ポイント」も整理します。

[2] お見積り・ご発注

CaseBridge™ の構成案とスコープをご提示し、ご発注後に制作を開始します。

[3] ストーリー設計

あらかじめ分析済みの業界共通の経営課題データベースを活用し、貴社の製品特性を組み合わせてストーリーを設計します。CaseReframeの場合も、既存事例の内容をベースに再構築します。

[4] ヒアリング(必要時)

ご提供資料だけではストーリー構成に必要な情報が不足する場合、貴社のご担当者様や(CaseReframeの場合は)事例対象企業のご担当者様にヒアリングをお願いすることがあります。

[5] CaseBridge™構築

設計に基づき、7章構成のホワイトペーパー型営業資料を構築します(Word形式)。フィードバックは2回まで無料で修正可能です。

[6] 納品・お支払い

最終版を納品後、請求書を発行いたします。お支払いは月末締め・翌月末払いでお願いしています。

執筆責任者

ブルーのシャツを着た宮崎祥一のプロフィール画像。

宮崎祥一|ビジネス開発コンサルタント

アナリティクスの提案では、導入前に効果を確約することが難しく、多くの場合、経営層が納得できる十分な説明が求められました。

このような提案環境では、単なる機能説明ではなく、「なぜ今この施策に取り組むべきか」を経営視点から合理的に説明する構成力が極めて重要です。

その経験から学び、誰でも再現できるよう体系化したのが、ホワイトペーパー型営業資料「CaseBridge™」です。

 

【経歴】

Honeywell、Experian、Teradata、Avanade、SAS Institute などでアナリティクス事業開発を歴任。製造業(家電・重機・精密・半導体)を中心に、医薬、情報通信、金融、消費財(食品・飲料)など、多様な業界で提案活動を支援。2023年、HoneywellのDirector(Account Management 担当)を退任後、ビジネス開発コンサルタントとして独立。

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ご提供価格


机上の契約書に万年筆でサインするスーツ姿のビジネスパーソン。価格に関するセクションであることを示している。

料金プラン

CaseBridge™ は、必要な件数に合わせて選べるシンプルな料金体系です。CaseReframeとCaseScenarioは自由に組み合わせてご利用いただけますので、既存事例のホワイトペーパー化と空白補完をまとめて効率的に進められます。

プラン 単価 割引率 合計
単品 38万円/件 - 38万円
3件パック 32万円/件 -16% 96万円
10件パック 28万円/件

-26%

280万円

業界共通の経営課題を事前に構造化しているため、スポット型コンサルティングの約半分のコストで、実務に直結するアウトプットを提供できます。

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よくある質問


白い背景に薄く植物の影が映る中、大きく「FAQ」と記載され、左下に「よくある質問」と書かれているデザイン画像。

よくある質問をまとめました

Q. CaseBridge™ は何をするサービスですか?

A.  既存の導入事例を再構成(CaseReframe)し、足りない分野は業界共通の経営課題をもとに想定事例(CaseScenario)で補う、ホワイトペーパー型営業資料を構築するサービスです。

Q. どの業界に対応していますか?

A.  製造業から金融まで、あらかじめ分析済みの20業界共通の経営課題に対応しています。幅広いBtoBソリューション提案でご利用いただけます。

Q. どのようなときに使うと効果的ですか?

A.  提案先での検討プロジェクトの立ち上げや、意思決定のきっかけをつくりたいときに有効です。既存の導入事例がうまく機能しない場合や、新領域への展開時に活用できます。

Q. 依頼に必要な情報は何ですか?

A.  CaseReframeの場合は、既存の導入事例データ一式をご提供ください。CaseScenarioの場合は、製品資料とターゲット業界情報のみで構築可能です。

Q. 情報が不足している導入事例でも対応できますか?

A.  ご提供資料が不十分な場合は、関係者や事例対象企業へのヒアリングを実施して補完することが可能です。それでも構成が難しい場合は、CaseScenarioへの切り替えをご提案することもあります。

Q. CaseScenarioでは、実在の企業名は使えますか?

A.  想定シナリオのため企業名は仮名になります。ただしBtoBでは「課題→解決策→効果」の構造が重視されるため、社名の有無に関わらず、納得感のある提案資料として活用いただけます。

Q. 納品物はどのような形式ですか?

A.  すべて共通の7章構成のホワイトペーパー型営業資料(MS-Word)として納品します。

Q. どれくらいの納期ですか?

A.  通常2〜3週間で納品します。件数や内容により調整可能ですので、お急ぎの場合もご相談ください。

Q. 支払い方法を教えてください。

A.  請求書払い(銀行振込)で、月末締め・翌月末払いをお願いしています。

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